体験談から学ぶFP3級の合格法!!一発合格も圏内に!!

体験談から学ぶFP3級の合格法!!一発合格も圏内に!!
この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
ぴろ君

FPとしてお金に係る知識や情報を発信しています。
お金の様々なお悩み、問題解決のお手伝いをいたします。

【経歴】
AFP/日本FP協会認定のファイナンシャルプランナーとして活動中。
2022年から経営・経済を学ぶために大学へ進学。(在学中)

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ぴろ君の「FP3級への道のり」と題して、私がファイナンシャルプランナーとなる前に行った学習法や、試験勉強で利用したサイトなどについて、詳しくご紹介いたします。

・FPってなるのは大変そう…
・今の時代お金の知識はほしいけど…
・どんなことから勉強したらいいのか分からない…。

そんなFPを目指したい方や絶賛勉強中の方を応援する内容となっております。

▼体験談から学ぶFP2級の合格法!!法人問題も一発通過?!

この記事のポイント
☑現役FPの経験から学べる!!
☑新しい発見がある!!
☑FPについて理解できる!!
勉強時間などの目安が付く!!
体験談から学べる!!

FPとは?

FPとは、職業能力開発促進法に基づき2002年度から国家資格となった技能検定です。一言でいえば「お金に関する案内人」ですね。年金や保険、資金計画、資産運用、税制、不動産、相続など幅広い知識を求められるのが特徴です。

以下、公式引用

一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。

「くらしとお金」に関するアドバイスは多岐にわたるため、「くらしとお金」に関する様々な専門知識を有していることを証明するのがFP資格です。

日本FP協会 公式HPより
https://www.jafp.or.jp/confer/fpsoudan/choose/performance.shtml


分野は多岐に渡りますが、「広く、浅く」が基本です。純粋にお金の勉強をしたい方にもオススメです。余談ですが、FPは「名称独占資格」なので、誰でもこの名称を名乗れるのも特徴の一つと言えますね。

ファイナンシャル・プランニング技能士は名称独占資格

ファイナンシャル・プランニング技能士は名称独占資格

名称独占資格とは?

先の項で述べた「名称独占資格」ですが、これは資格に対する名称独占なので、名称を利用しなければ、基本大丈夫です。

「ファイナンシャル・プランニング技能士」
→3級以上の資格に合格

「AFP」(アフィリエイテッド・ファイナンシャル・プランナー)
→2級以上の資格に合格し、「AFP認定研修」の修了している者

「CFP」(サーティファイド・ファイナンシャル・プランナー)
→CFP資格審査試験に合格し、「実務経験3年以上」ある者

ちなみに、CFPとファイナンシャル・プランニング技能士1級は全くの別物です。
CFPは世界で認められるFPの頂点たる「国際資格」となります

業務独占資格とは?

業務独占資格とは?

FPは、試験を受けて資格を取得しなくても、「ファイナンシャルプランナー」と名乗り、業務を行うことが可能です。業務ができないものは「業務独占資格」と呼ばれております。

「弁護士」
「税理士」
「司法書士」
「教育職員」
「医者」

これらは「業務独占資格」なので、試験に合格し、「資格」を有していなければなりません

体験談から学ぶFP3級の合格法!!

長々とFPのことについて説明しましたが、ここからは私が実際に行った勉強法についてご紹介いたします。今絶賛勉強中の方やこれから取り掛かる方の勉強法に取り入れてみてください。

使用した教材

1冊目は高山先生の「史上最強のFP3級テキスト」です。

初心者でもわかるように、細かいところまでキチンと説明してくれています。また、重要なところを赤線や赤枠で囲ってくれていて、私にとっては結構使いやすかったです。

難点を挙げるとしたら、とても分厚いので「重い」です。

2冊目は岩田先生の「ゼロからスタート! 岩田美貴のFP3級1冊目の教科書」です。

こちらも懇切丁寧に記載されていて、とても読みやすかったです。難点としては、「広く、浅く」のFPですが、出題範囲が多いので、この教科書だと分量不足を感じました。結局別途調べたり、他の教材を必要としました。

一冊目、入門として活用するにはもってこいだと思います。

1回目の試験

最初の試験では、参考書を重要視した勉強です。通勤の往復、仕事の休憩時間、帰宅してから就寝前までを学習にあててました。

平日で、1日3~5時間程度の学習ボリュームだったと思います。

土日は過去問をコンビニで印刷して、模擬試験です。実際に時間の計測も行って、試験時間に間に合うペース配分も考慮していましたね。間違った箇所はもちろん復習。

土日・祝で、1日6~8時間程度の学習ですね。

試験の前の日まで過去問では30点~34点しか取ることができず、結果は案の定です。1ヵ月半の詰め込みだったのですが、正直身が入っていなかったのかもしれません。

2回目の試験

試験に向けて動き出したのは2ヵ月前です。1点足らずに不合格となったのがとっても悔しくて、1回目よりも早く着手しました。このときは、学科の過去問重視に変更しました。

試験は過去問からも出題されていたことが多いので、過去問を解いて間違ったところを参考書やサイトで調べて、インプットする。また、「過去問を解く」→「復習する」→「インプットする」の繰り返しです

同じ問題を解いても満点になることなかったのですが、平均50点前後まで実力を伸ばしました。
そして、本番でも無事に54点を取ることができました。

試験

試験は、1月、5月、9月の年3回実施しており、学科試験と実技試験の2部で構成されてます。
試験概要は以下の通り。

 出題方式出題数合格点試験時間
学科試験筆記(マークシート)60問36点以上(60点満点)10:00~12:00(120分)
実技試験筆記(マークシート)20問60点以上(100点満点)13:30~14:30(60分)
FP3級 試験概要

試験の感想

勉強不足感を否めませんでしたね。問題を見れば見るほどに迷子になりました。それに、正しい回答を出していた問題を書き換えてしまったりして、後で答え合わせしたときに、落胆したのを今でも鮮明に覚えています。

実技試験は計算問題や保険金問題なども出題されます。問題数は20問と少ないですが、時間は筆記の半分の60分なので、時間との闘いでもあります。

概算で1問3分かけることはできますが、必然的に電卓の音も聞こえるので、集中力がそがれることもありました。その分も時間のロスにつながるので、配慮して挑みましょう。

受験生に向けて

分からないと思ったら、すぐに次の問題に進むことです。分かるところで点を取って、分からないところは後回しがベストです

学科試験は見直しをするだけの時間も1問にかけられる時間も十分にあります。2時間いっぱい使うつもりで、安心して試験に向き合ってください。

また、開催場所にもよりますが、私が受けた試験会場っ大体近くに何もなかったんですよね。コンビニまで歩いて15分かかるところとか、土日の大学だから食堂は営業しておらずみたいな。

なので、2部とも受験される方は、お昼を途中で買ってから向かうか、朝自宅で用意してもっていくことを推奨します。お昼の間の時間も参考書読んだりしますよね?時間を無駄にしないためにも、お昼の問題は結構重要です

試験の対策に!ぴろ君的な試験傾向を紹介

試験傾向

過去問を3年間分くらいやっていたのですが、9月の試験だけ1月と5月とは違う印象を受けました。

9月→参考書の端っこに記載されるような見落としやすいところをチョイスしている印象
1月,5月→参考書で赤線や太字、主要な問題、頻出問題などを中心に出されている印象

実際に過去問に着手されている方でしたら、同じような印象を持つ方もいらっしゃるのではないでしょうか。

9月に試験を受験される方は、過去問の9月を中心に勉強するのも良い手段だと思います。もちろん補足で、1月と5月もやりましょう。

さいごに

試験で役立ったツールについてもご紹介します。

答案用紙

こちらは自作したものですが、PDF化してあります。60問分用意してありますので、模試や印刷した過去問にご利用ください。私はファミリーマートで、20枚くらい印刷して使ってました。ぜひ、試験勉強で楽するために活かしてくださいね。

答案用紙のダウンロードはこちら

FP3級 ドットコム様

2013年~最新まで、過去問を見ることも解くこともできます。模試スタイルで出題することや、過去試験のランダム出題もできるので、受験生に必須のサイトです。

また、PDFを出力することもできますから、日本FP協会のHPで印刷ができない過去問も入手可能ですよ。参考書は重いですからね。持ち歩きたくない方や一問一答を行いたいときにも活躍すること間違いなし!

FP3級ドットコム
FP3級の解説でNo.1を目指すサイト。試験の最新動向や過去問題の解説、質問用の掲示板など3級ファイナンシャル・プランニング技能検定に関係する情報を発信しています。トップページの過去問題一問一答で理解度を確認しましょう。

以上が、私が3級のFP試験に挑んだ時の話です。コメントやツイッターでご質問をいただければ、
覚えている範囲でお答えさせていただきますので、お気軽にお聞きください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
ぴろ君でした。