【家計改善】今すぐ始めるお金の見直し!無駄な出費を見つける方法

【家計改善】今すぐ始めるお金の見直し!無駄な出費を見つける方法
この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
ぴろ君

FPとしてお金に係る知識や情報を発信しています。
お金の様々なお悩み、問題解決のお手伝いをいたします。

【経歴】
AFP/日本FP協会認定のファイナンシャルプランナーとして活動中。
2022年から経営・経済を学ぶために大学へ進学。(在学中)

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こんにちは、ぴろ君です。

家計の見直しをすることで、毎月の出費を減らし、貯蓄を増やすことができます。しかし、何から始めたらよいのか分からないという人も多いはず。

あなたはこんな風に思ったことはありませんか?
・物価高騰で家計が圧迫されてて…。
・もっと収入が増えれば家計が楽になるのに…。
・給料が全然上がらなくて…。
・光熱費が上がって家計が苦しくて…。

そんな方に朗報です!

家計の見直しを行うことで、今より生活を楽にできる可能性があります!!

お金のプロが教える家計改善の方法をご紹介します。まずは、今すぐ始められる無駄な出費を見つける方法から始めましょう。

この記事のポイント
FPが実践したこと!!
誰でも簡単にできる!!
☑実際に効果があった!!
☑長期的に効果がある!!

見直しのコツは一人で家計管理はしないこと

見直しのコツは一人で家計管理はしないこと

家計の管理は出来れば、家族一丸となって管理してください。一人でどれだけ頑張ってコントロールしても、家族が湯水のように使ってしまったらお金は貯まりません。

「お小遣い制度は家族分をまとめて管理するためにこそある」そう、言っても過言ではないでしょう。

基本管理は一人ですが、毎月の予算、家族のイベント、今後の予定に関しては家族で必ず相談し、合意した上で動かすようにします。自分の欲しい欲を抑制することができますし、他に安くて代用できる品物を探すこともできたりします。

また、家族が勝手に不要な買い物をしなくなり、家計を安定させる効果もあります。始めるときは、家族にも相談しこういうことをやっていきたいからと共有するところから始めましょう。

簡単管理をする方法は銀行口座を整理すること

簡単管理をする方法は銀行口座を整理すること

全体を把握するとき、最初に手を付けるのは銀行口座です。銀行口座は相当面倒です。なぜなら、使っていない口座を解約するために私は有給を使いました。でないと、そもそも窓口にいけません。そこが本当に厄介です。

しかし一度整理してしまえば今後の管理が楽になります。一歩踏み出す意味でも必ず着手してください。

・子供のころに親が作成した口座
・入社時に作成した口座。
・貯金用と言って作成した口座

そういったものをすべて整理しましょう。

私は整理をしたときは、7銀(メガ・地方・ゆうちょ等)ほど口座を所有していました。3銀は解約したのですが残りは証券との兼ね合いで残しています。

なお、解約することになった銀行には数万円入りっぱなしになっていたものもありました。私がズボラだったからこそかもしれませんが、案外覚えていないだけで銀行が無数に増えていたり口座にお金が残っていたりするものです。

管理する上で絶対にチェックすべき項目といえます。そして、不要な口座、今後も使う予定が無い口座は時間を作って解約しておくのが良いでしょう。私が残した管理口座をご紹介しましょう

メイン口座

主に給料の受け取り、銀行引き落としなどに利用します。

入口と出口を一つにすることで管理がとても楽になります。むしろこれがすべてで、入口と出口がバラバラだと、まずもって管理難しくなります。もしも出入口を分けているなら、一元的に管理できるよう合わせておきましょう。

貯金口座

よっぽど大きな出費予定、イベントがない限り、この口座から出金することありません。一方的に貯めるだけの口座です。

最初は少額でも毎月コツコツ貯めることで増える喜びや、貯めたお金を出費したくないという感情が芽生え、無駄な支出を減らす効果も生まれます。これは心理的な現象にも基づいており、かなりの効果が期待できます

ちなみに、私はこれで成功しています。

証券口座

毎月の積立投資信託やNISAに使用します。またポイント投資でも必要な口座ですので、まだ持っていない方は作った方が良いですね。

私のオススメは断然楽天推しです。楽天以外、選択肢はありません。

銀行口座とマネーブリッジで連携させておけば証券口座にお金を移動する手間が一切ありません。
また、普段使いでポイントが貯まり、毎月投資に活用することもできるので有効活用しない手はありませんよね。

視える化をすることで誰でもできる家計管理

視える化をすることで誰でもできる家計管理

銀行の次は、視える化です。視える化とは「家全体の状況を知ること」を指します。どれくらい入って、出て行っているのか?それが視える化です!

要は収支の把握をすること。

今月はいくら収入は?何にいくら使いましたか?これを把握することが視える化ですね。視える化を行うことで、家計の状況を正しく把握し、コントロールできるようになります。家計の見直しで最も大切なことです。

視える化をするには、冒頭でもお話ししたように家計簿をつけることで解決できます。100円ショップで売っている家計簿でもいいですし、オリジナルでつけても大丈夫です。ただし一つ注意点を申し上げるなら、面倒な管理は長続きしないと言うことです。

下記の調査結果も発表されております。

家計簿をやめた理由(PressWalkerより)

1位 めんどくさいから
2位 継続ができないから
3位 家計簿をつけなくても支出入を把握できるから

https://presswalker.jp/press/4493#:~:text=%E6%9C%80%E3%82%82%E5%A4%9A%E3%81%8B%E3%81%A3%E3%81%9F%E5%9B%9E%E7%AD%94%E3%81%AF,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E3%82%8F%E3%81%8B%E3%82%8A%E3%81%BE%E3%81%97%E3%81%9F%E3%80%82

このことから分かるように結局めんどくさいんです。ですから、時間と労力、資金を無駄にしないためにも、継続して家計を把握できるようになるまでは続けられる環境を準備することが大切です。

そこで、私のオススメはアプリ管理です。私も長年愛用していますが家族全員分登録できますし、なにより「計算を一切をしなくて済む」「レシート読み取りで自動計上」「クレジットカード連携で自動計上」「収支バランスを自動でグラフ化」「仕分け項目を自由にカスタマイズ可能」など、機能も盛りだくさんです。

無料でも登録できますので、あなたのせっかくの時間を無駄にしないためにも、楽な管理方法で行いましょう。

家計見直しでは絶対に外せない収入の把握

家計見直しでは絶対に外せない収入の把握

共働きともなれば、給与は2回支給されます。しかし、ここで大切なのはご家族の総収入がいくらなのかです。

見直しのコツは一人で家計管理はしないこと」で申し上げたように、家計の見直しは家族ぐるみで行うことを推奨しています。一人で頭を抱えていてもラチがあきませんし、収入がどれくらいあるのかも知らずに、毎月お金を管理することも不可能です。

それに万一…。

・知らないところで借金されていたら?
浪費をされていたら?
・一緒に貯めた住宅購入費は?

この際互いの信用はお金を管理することと関係がありません。目的は明確なのですから、「月間で使える金額」、「貯めるべき金額」を決めるために、家族の収入を把握するようにしましょう。

支出の把握は家計見直し最大のポイント

支出の把握は家計見直し最大のポイント

収入が分かったら次は支出の見直しです。

支出は大きく3つの支出に分けます。
1.固定の支出
2.変動費
3.予定支出

節約初心者ならコチラも合わせてご覧ください。

節約初心者にオススメ!お金を貯めるときに見直すべき支出!
節約初心者にオススメ!お金を貯めるときに見直すべき支出!

固定の支出

固定支出には主に家賃、光熱費、通信費、保険料などが挙げられます。光熱費は季節によってのバラつきがありますし、夏や冬は電気代やガス代が増しますので、その分を考慮して計算すると良いでしょう。

正しいか正しくないかではなく、大まかにいくらくらいになるか予想を立てることです。これまでの料金から計算するとわかりやすいと思います。また、家賃や通信費は基本固定なので、毎月計算する必要がありません。これらを合算していくら必要か算出してみましょう。算出された額が毎月の固定費の概算になります。

変動費

お小遣いや食費、日用品費等をここで計算します。月間のお小遣いがないという場合は、毎月どの程度の支出があって、何に使っているかも把握しておきましょう。

私の家計では、お小遣いの用途については一切口出し厳禁としています。本当の意味で好きに使って良いお金を持つことで、抑制されているというストレスを緩和することが目的です。また、食費や日用品は、イベントの有無で高くなることがあります。よって家族サービスとして外食費は別にとっておくのも一つの手段です。

予定支出

予定は年内行事やライフイベントなどを計上します。夏にはお盆、秋にはハロウィーン、冬にはクリスマスに年越しなどですね。お子さんがいらっしゃれば、入学や卒業などのイベントもあることでしょう。

そうしたイベントに応じて発生する支出をまとめます。出来ればイベントは突発的な場合を除き、年単位で把握してください。

3つの合計

固定の支出、変動費、予定支出をまとめて、月間の支出を計算します。算出した支出が収入を超えていたら赤字家計です。

ですが、安心してください。赤字ということはこれから直せる家計ということになります。家計簿の付け方や管理方法についてはコチラの記事を参考にしてください。

⇒初心者必見!誰でも簡単にマネできる家計簿とは?

さいごに

視える化の構造

家計を管理するのは大変とか。面倒くさい。そう思われたかもしれません。しかし、管理できるようになるとお金が貯まる喜び贅沢する楽しみが増えます。まずは、小さな一歩でも踏み出してみましょう。その一歩が幸せな毎日を送るために必要不可欠です。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
ぴろ君でした。