【6つリスク】お金持ちはタバコを吸わない!禁煙でお金も健康も守る方法

【6つリスク】お金持ちはタバコを吸わない!禁煙でお金も健康も守る方法
この記事を書いた人
ファイナンシャルプランナー
ぴろ君

FPとしてお金に係る知識や情報を発信しています。
お金の様々なお悩み、問題解決のお手伝いをいたします。

【経歴】
AFP/日本FP協会認定のファイナンシャルプランナーとして活動中。
2022年から経営・経済を学ぶために大学へ進学。(在学中)

ぴろ君をフォローする

こんにちは。ぴろ君です。
今回は「タバコ」ついてご紹介します。

タバコをやめたいけど、思うように禁煙できない。
いつかはやめたいとは思っているけど。
そんな風にお考えになる方は多いのではないでしょうか。

タバコは、長年にわたって世界中で人々に愛用されてきていますが、研究が進んだ結果、タバコに関する様々なリスクも広く知られるようになりました。

今回の記事では、タバコを吸うことによるリスク過去に実際に行った禁煙の方法についてご紹介します。また、タバコが家計に与える影響についてもご紹介します。さらに、禁煙を考える方々には禁煙外来にいかずに行える禁煙方法をご紹介します。

この記事のポイント
☑タバコのリスクが分かる!!
☑禁煙するメリットが分かる!!
☑禁煙法が分かる!!
☑挑戦したくなる!!

☑タバコの理解ができる!!

お金以外にもあるタバコの喫煙によるリスク

お金以外にもあるタバコの喫煙によるリスク

健康のリスク

いわずとしれた自身の健康面です。
タバコを吸うと、寿命が縮むとか噂で聞いたことがありますが、喫煙者でも100歳近くまでご存命の方もいらっしゃるので、命の長さについては分かりません。
ですが、これだけはハッキリしています。

厚生労働省の調べによると、なんと驚くことに「14種のがん」に対し、因果関係を推定するのに十分と判断されています。
つまり、3代疾病の1つである「がん」になるリスクを自ら高めてしまっているのです。また、「脳卒中、2型糖尿病」などにおいても同様で、因果関係を推定するのに十分と判断されています。
吸えば吸うほど命を危険にさらす病気を自ら呼び込んでいることになりましょう。

参考:厚生労働省 たばこと健康に関する情報ページ

「がん」絶対に嫌ですよね?
私はいやです。若いころはそんなこと考えていませんでしたし、「何も根拠なく私はならない」と高を括っていましたが、この後かかる可能性だってあります。

でもだからこそ、大切な家族のためにタバコをやめ健康リスクを低減させました。

歯のリスク(歯垢沈着)

黄ばむ歯

タバコを吸うと、歯が黄色くなるなんて言われていますよね。それはプラーク(歯垢)が沈着することが原因だそうです。でもそれだけではないようです。

タバコを吸うとタバコの煙に含まれるタールが歯に付着し、歯垢(プラーク)が沈着しやすくなります。
さらに、ニコチンの作用で血管が収縮するため、唾液の分泌が悪くなり、お口の中の自浄作用が弱まり、虫歯菌が活発になります。このため、虫歯になりやすくなるのです。

すみれ歯科 新宿御苑前クリニック
https://www.yoboushika.net/postcase/%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%E3%81%8C%E3%81%8A%E5%8F%A3%E3%81%AB%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%82%8B%E5%BD%B1%E9%9F%BF/#:~:text=%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3%E3%82%92%E5%90%B8%E3%81%86%E3%81%A8%E3%82%BF%E3%83%90%E3%82%B3,%E3%81%AA%E3%82%8A%E3%82%84%E3%81%99%E3%81%8F%E3%81%AA%E3%82%8B%E3%81%AE%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

虫歯になりやすくなるということは、歯医者へ行く可能性も高まるってことです。何週間もかけて歯医者に通い、その都度医療費を支払うんですから、お金も時間も無駄にすることになります。仮に、その後ホワイトニングを行ったらさらにお金が掛かるんですからね。

身近な人へのリスク(受動喫煙)

受動喫煙

すごく言葉が悪いですが、喫煙所って「病気の蔓延所」といわざるを得ませんよね。
タバコは吸うことで健康リスクがあることはすでにご説明しましたが、副流煙(たばこから出ている煙)にも有害物質が含まれているからです。
つまり、自分が吸うこと、近くにいる人が吸うことで相乗効果を生み、2重で煙を入れることになっているんです。

それだけではありません。
身近にいらっしゃるパートナー、ご家族にだって影響があります。

一番は室内や車内など、狭い空間での喫煙です。空気の循環率が悪かったり密封されていたりすることで、煙が滞留してしまいます。それが副流煙になり望まない結果を生むのです。

大人にも害をもたらすのですから、身近の小さなお子さんへの害はさらに大きく深刻なものになるでしょう。

参考:全国健康保険協会

余談ではありますが、私の住む地区では歩きたばこは禁止されていません。その影響もあって、歩きながらタバコを吸う人が今でも見かけます。

匂いが嫌なので、距離を開けて20~30メートル離れても、タバコの匂いがします。これもある意味受動喫煙ですし、やはり迷惑だと思います。最低限のマナーとして喫煙所で吸ってほしいと願います。

においのリスク

私は人とすれ違ったとき、タバコの匂いがすごく気になります。
男女関係なく、タバコは洋服に匂いが付いてすぐには消えませんから、自分で思うより匂いが強烈なんですよね。

吸っているときは自分の鼻を匂いが通っている分、感じることは少ないでしょう。吸わない人からすれば、この匂いは中々に刺激的です。これからお楽しみ!なんてときに、タバコの匂いをプンプン漂わせていたらどうでしょう?

私の知人は自宅で吸われる方なのですが、「部屋の洋服すべてがタバコ臭い」なんて人もいます。
全部洗濯し直しですね。

時間のリスク

私の会社では勤務時間中の喫煙は禁止となっています。なぜなら、非喫煙者と喫煙者の時間的平等性が失われるからです。一部の方は「タバコ休憩という規定にない休憩」で、1日に1箱なら1時間以上タバコに費やしています。

この時間、喫煙者の方がとっている多くの行動はスマホをいじってゲームか、ニュースを読むことが大半だと思います。時間もったいなくありません?しかも残業もするんですから、おかしな話です。

また、私が夢の国に行ったときのことです。夢の国の時間って短いですよね。とても限られた時間なのに、タバコを吸いたいという友達の要望に1時間以上付き合わされたらどうでしょう。

私はとてつもなく不毛な時間だと感じました。あなたならどうでしょうか?

タバコを1日に20本=3分で吸う場合
1日1時間、1週間7時間、月間30時間。
年間360時間=15日ですよ?

この時間を読書や運動、趣味などもっと別なことに活かす方がより快適な時間となるとは思いませんか?

家計のリスク

家計のリスク

唐突ですが、あなたの平均的なランチ代はおいくらですか?

タバコは現在増税に増税を重ね、今や550円くらいが通常価格となっています。1箱は単位は高額ではありません。しかし2箱で千円を超えるほどです。

それなら、美味しい昼食をとった方が良いのではないでしょうか。タバコ代をやめて、毎日のランチ代に上乗せる方がおかずも増やせて、デザートもつけられ、満足感もしっかりと得ることができます。

このように、タバコを別のものに置き換えることが、まずは大切だと私は考えます。まず知っていただきたいのはタバコに掛けている費用です。たった500円、されど500円の力をご覧ください。

1箱500円として計算した例

期間/本数 10本 20本(1箱)
1週間 1,750円 3,500円
1ヵ月 7,000円 14,000円
半年 42,000円 84,000円
1年 84,000円 168,000円
3年 252,000円 504,000円
5年 420,000円 840,000円

塵も積もれば山となる。1日1箱を吸う方は5年で80万円です。

冒頭で私がお話ししたお客様のことを覚えているでしょうか。お客様で「お金が無くて困っているのにタバコは吸いたい」といっていた方のことです。

悪くいうつもりはありません。ただ、80万円貯められる事実があるのです。私がタバコをやめさせたい理由をご理解いただけたのではないでしょうか。つまり、タバコをやめていないのにお金がないと言う人は、お金よりタバコの方がまだ大切だということです。

また、このような事例があります。「厚生労働省の2018年国民健康・栄養調査」では、低所得者に高い喫煙率=200万円以下、3人に1人超が喫煙者ということで、高所得者に比べると高い割合となっています。

統計データで見て分かるように、高所得者ほどタバコを吸わないということです。

低所得者に高い喫煙率=200万円以下、3人に1人超―厚労省

年収1億円になる人の習慣【山下誠司】でも紹介!

年収1億円になる人の習慣」という著書にもお金持ちはタバコを吸わないことを説明している部分があります。なぜ吸わないのか?と掻い摘んで説明すると、次の3つの無駄があることが分かります。

①健康 – 資本となる健康への無駄
②お金 –
タバコ代、着火代が無駄
③時間 –
一本5分~10分の時間が無駄

また、喫煙者は結婚相手にも選ばれにくくなる等、お金持ちは生産性のない無駄なことをしたくない。ことが説明されております。

禁煙を成功させる方法

禁煙を成功させる方法

さて、リスクについて偉そうに色々とお話ししましたが、格いう私も元々喫煙者です。そんな私がどうやって禁煙を成功させたのか。その成功体験を元にご紹介します。

※私は「禁煙外来」には一度も行ったことがありません。

禁煙の目的を明確にする

禁煙の目的を明確にする

禁煙を成功させるカギとなるのは、この目的意識です。目的がない方は正直成功させることは難しいと私は思います。

こんな方身近にいませんか?「禁煙しないといけないと思っているんだよね」って言っている人。でも、その方は禁煙していないでしょう?どうしてだと思いますか?

禁煙しないといけない理由が不明確だからです

禁煙をする理由をしっかりと持てば、禁煙はできます。理由は何でもいいんです。私の場合は「お金を貯めたいから」でした。

家計リスクでもお話ししたように、5年間で80万円も増やせるんです。無理に収入アップを目指すより簡単ですし、喫煙者だからこそできる収入アップ法だと思います。

また、理由はパートナーのため、新しい家族のため、お金のため、自分磨きのため、将来のため。「この理由なら継続できそう」と思えることを、まずは探してみましょう。

禁煙は1度でしない

禁煙するとき、1回でやめようって思っている方非常に多いと思いますが、それが間違いです。1回でやめられるなら、最初からやめられているはずです。

では、どうするか?

何度か禁煙にチャレンジしてください。まずは半日、1日の禁煙です。我慢できたら、次の日は普通に吸ってもいいですよ。また日を開けて、次は3日禁煙しましょう。そして、次は1週間禁煙です。

こうして、日をまたぎながら、自分に○日禁煙できたと自信をつけさせてください

そうすることで、1週間我慢したときには、もう吸わないって気持ちが強くなっているはずです。せっかく我慢したんだから、と。

1週間我慢しても、また吸ってしまったなら、次は2週間の禁煙を目指せばそれでいいんです。1度でやろうと意気込むから失敗するんです。何度でもチャレンジしてください。

だって、禁煙の本当の成功って生涯吸わないことなんですよ?たった1週間や2週間程度の短い期間でどうこうしようとしていることが、そもそもの誤りなんです。

禁煙を抑止してくれる協力者を作る

禁煙を抑止してくれる協力者を作る

私の強い味方は家族でした。

協力者とは、一緒に禁煙をする人ではなく「喫煙を抑止してくれる人、禁煙を応援をしてくれる人」のことです。

職場の仲間!っていう人もいますが、ダメですね。職場の仲間は自分事ではないので、本気で付き合ってくれる可能性が低いからです。侮辱しているわけではありませんよ。ただ、他人が禁煙成功していようとも自分には関係ない話ですよね?それはみんな同じです。

ですから、職場の仲間ではなく、家族やパートナーなど自分に限りなく近いしい存在が大切になります。その人に「タバコを吸いたい」と告げてみましょう。

協力者からは「臭い、ふざけるな、迷惑」と言ってもらいます

タバコが迷惑を掛ける行為であり、臭いもので、大事な人を怒らせる行為なんだと。言ってもらうことで、吸いたいという意欲を削ぐ効果がありました。中々に強烈なんでぜひお試しください。

日程を決めてから開始する

禁煙に関する予定の設定です。ありがちなのは、大きな節目と言われていますね。

例えば、誕生日、記念日、年末年始、月替わりに開始する。節目は気持ちの切り替えにもピッタリなのですが、私の場合は今週の金曜日から実施する。という風に節目は利用していませんでした。というのも、待ってたら禁煙できないからです

少し先の予定を決めておくことで、心にもゆとりができ、タバコをやめる決心も付くというものです

喫煙具はすべて排除する

ある意味お金と一緒ですね。あれば使う、あれば吸うんです。ですから、私は最後の禁煙にチャレンジしたときに灰皿、ライター、タバコはすべて捨てました。

何もなければ、吸うことは当然できません。ベイプというリキッド型の喫煙具を持っていましたが、タバコの代用品になるので売却しました。これは覚悟が本当に決まった時に実施することをオススメします。

ではないと、都度タバコ以上に高額な費用が発生することになり、禁煙貧乏になりますので、ご注意ください。

さいごに

ここまでご説明をしましたように、タバコには様々なリスク(「健康」「歯」「身近な人」「におい」「時間」「家計」)があります。依存性も高くリスクも多々あります。自分だけではなく家族、パートナー、友人などにも影響を与えます。そして、家計にも打撃を与える。このことをご理解いただけたのではないでしょうか。

ぜひ、これを機に禁煙、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。浮いたタバコ代でぜひ、旅行や趣味など楽しみを増やすためにご活用ください。

それではまた、次回の記事でお会いしましょう。
以上、ぴろ君でした。