【物価高でも安心】固定費見直しで月々1万円節約する方法|5つのポイントと効果が高い実践例

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ぴろ君

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【経歴】
AFP/日本FP協会認定のファイナンシャルプランナーとして活動中。
2022年から経営・経済を学ぶために大学へ進学。(在学中)

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こんにちは。ぴろ君です。

今回のテーマは生活費です。その中でも固定費について注目していきます。

生活費は、毎月かかる固定費と、日々の支出で変動する変動費に分けられます。固定費は、家賃や光熱費、通信費、保険料など、毎月決まった金額を支払うものです。変動費は、食費や交際費、趣味や娯楽費など、使う金額が毎月異なるものです。

生活費を節約するには、固定費と変動費の両方を見直す必要がありますが、特に固定費の見直しは効果的です。なぜなら、固定費は毎月かかるものなので、少しでも安くすると、長期的に大きな節約になるからです。また、固定費は一度見直すと、その後は特に手間がかからないので、継続的に節約できます。

では、具体的にどのような方法で固定費を見直し、節約することができるのでしょうか?ここでは、5つの固定費ごとに見直し方法と節約術を紹介します。

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この記事のポイント
☑固定を下げることができる!!
☑家計の負担が軽減される!!
☑貯蓄が増える!!
☑生活の質が向上する!!
☑将来の不安が減る!!
☑できなかったことができるようになる!!

固定費を下げるメリット

固定費を下げるメリット

家計の負担が軽減される

固定費は、多くの場合で家計の中で最も大きな支出の一つです。固定費を下げることで、毎月の支出を減らすことができ、家計の負担が軽減されます。

貯蓄が増える

固定費を下げることで毎月の支出が減るため、余裕が生まれます。この余裕を利用して貯蓄を増やすことができます。

生活の質が向上する

先にも述べた通り、支出が減れば余裕が生まれます。この余裕を利用して、趣味や娯楽にお金を使うことができます。

また、たとえば家賃を下げるために引っ越しをしたなら、住む場所を変えることもできます。新しい場所での生活は、新しい刺激を与えてくれるため、生活の質が大幅に向上する可能性があります。

将来の不安が減る

毎月の支出が減るため将来の不安が減ります。これにより将来に向けての投資などの準備がしやすくなります。

多くの場合は老後の資金や貯蓄そのものがない場合に相当するでしょう。そんな方にはコチラもオススメです。

できなかったことができるようになる

蓄えや余裕が生まれれば、できなかったことができるようになります。「お金よりも大切なことがある」なんて言葉をよく耳にしますが、大体のことはお金で解決できるのが現実です。そのため、余裕があればあなたができなかったことが現実的に可能になります。

以上が、固定費を下げるメリットです。続いて、固定費の節約方法をご説明しましょう。

家賃を下げる

家賃を下げる

持ち家の方を除き、家賃は多くの人にとって相当な負担となっていることは間違いないでしょう。仮に家賃0円だったならどれだけ家計に余裕が生まれでしょう?想像するだけでもその効果が絶大であることはお分かりになるはずです。

値下げ交渉をする

引っ越しをするほどではないが、家賃が高いと感じる場合は、大家さんや不動産屋さんに家賃交渉をしてみましょう。家賃交渉のコツは、相場や周辺の物件の情報を調べて根拠を示すこと、長期滞在や更新料の免除などの条件を提示すること、相手の立場や事情を考えて柔軟に対応することです。

収入に合った物件に引っ越す

家賃相場より高い場合や必要以上に広い場合は、安くてコンパクトな物件に引っ越すことで家賃を大幅に下げることができます。ただし、引っ越しには費用や手間がかかるので、総合的に見て得か損かを判断する必要があります。

また、目安は収入の25%以下です。ただし、25%は割合なので、副業や昇給等で収入アップしても、25%まで引き上げるようなことはしないことが重要です。

ルームシェア&サブレット

家賃を節約する方法の一つとして、ルームシェアやサブレットをすることがあります。ルームシェアとは、他の人と一緒に住むことで、家賃や光熱費を分担することです。

サブレットとは、自分が住んでいる部屋の一部や全部を一時的に他の人に貸すことです。これらの方法は、家賃を節約するだけでなく、人との交流や収入の増加などのメリットもあります。

ただし、ルームシェアやサブレットをするには、大家さんや不動産屋さんの許可が必要な場合があるので、事前に確認することが重要です。

勤務先から遠方に移動

郊外であればあるほど家賃は下がります。しかし、遠方になる分時間と労力も消耗します。また、交通費で総合的に支出が増えてしまう場合がありますので注意してください。

光熱費を節約する

光熱費を節約する

光熱費とは、電気代、ガス代、水道代などのことです。光熱費を節約するには、以下のような方法があります。

節電・節ガス・節水をする

光熱費を節約する最も基本的な方法は、節電・節ガス・節水をすることです。具体的には、電気やガスの使用量を減らすために、必要なときだけ電気やガスを使う、省エネタイプの家電や照明を選ぶ、温度や時間の設定を適切にする、余分な水を使わない、水漏れや故障を早めに修理するなどの工夫をしましょう。

より具体的な方法をいくつかご紹介します。

節電の方法とメリット

電気は、今や日常生活に欠かせないエネルギーです。でもだからこそ自然に使いすぎてしまうものです。意識して節電を心がけるようにしましょう。節電の方法としては、以下のようなものがあります。

  • 照明の数を減らす、昼間は消灯する、電球の清掃や交換を定期的に行う
  • エアコンや暖房器具の温度設定を適切にする、扇風機や毛布などを併用する、部屋の断熱や換気を工夫する
  • 電子機器や家電製品の使用時間を限定する、待機電力をカットする、省エネタイプの製品に買い替える

節ガスの方法とメリット

ガスは、主に料理やお湯を沸かすときに使いますが、お風呂の温度を1度変えるだけでも、ガスは節約できます。他にも節ガスの方法としては、以下のようなものがあります。

  • 火力を調節する、鍋のサイズや形を適切に選ぶ、蓋をする、余熱を利用する
  • お湯を沸かす量を必要な分だけにする、水筒やポットに入れて保温する、お湯を再利用する
  • 風呂の湯温を適切にする、追い炊きを控える、シャワーの水量や時間を節約する
  • 照明の間引き、昼間の消灯、外灯などの点灯時間の季節別管理、換気ファンの運転時間適正化、業務用冷蔵庫のフィルター掃除

節水の方法とメリット

水は使えば使うほど水道代が高くなります。節水の方法としては、以下のようなものがあります。

  • 水道の蛇口をしっかり閉める、水漏れを早めに修理する、節水型の蛇口やシャワーヘッドに交換する
  • 歯磨きや洗顔のときに水を流し続けない、シャワーの水量や時間を節約する、入浴後のお湯を再利用する
  • 洗濯機の水量や回数を適切にする、洗濯物をしっかり絞る、雨水や生活排水を利用する
  • 植物の水やりを適切にする、水を必要以上に使わない料理法を選ぶ、食器洗いのときに水を流し続けない

電力会社やガス会社を見直す

光熱費を節約するもう一つの方法は、電力会社やガス会社を見直すことです。電力自由化やガス自由化により、電力会社やガス会社を自由に選ぶことができるようになりました。自分の使用量やライフスタイルに合ったプランや料金を提供している会社に乗り換えることで、光熱費を安くすることができます。乗り換える際には、契約期間や解約手数料、割引やポイントなどの特典も比較検討することが大切です。

通信費を節約する

調査概要 ―「2023年一般向けモバイル動向調査」―
調査概要 ―「2023年一般向けモバイル動向調査」―

図は、「2023年一般向けモバイル動向調査」によるものです。これを見ると今やスマホを持っていない人の方が珍しいと言えるほど全国的に普及していることが分かります。つまり我々にとって必要不可欠なものと言えます。だからこそ通信費もできるだけ下げて欲しいと思います。

プランを見直す

スマホのプランを見直しって正直面倒ですよね。どれが結局安いのかとか。パケット云々でお得なのものはどれなのかと。お気持ちは分かります。ですが一度必ずご検討ください。

現在契約中のスマホショップや専用窓口に聞くと必ず自分にあったプランを提供してくれます。加えて、昔契約してそのままであるために、無駄に高いプランの場合もあります。

ちなみ、多くの方でプランで重要視しているのは料金である調査結果が出ています。当然の結果と言えます。

スマートフォン所有者に「スマホのプランを選ぶ際にもっとも重視する内容」を伺うと、「料金」が74.7%、次いで「データ容量」が12.0%、「他サービスとの割引」が6.5%の状況でした。

https://insight-tech.co.jp/blog/210701

格安SIMに乗り換える

近年の格安SIMは従来品に比べて性能が格段に良いですよね。格いう私も格安SIMを使用していますが電波状況も良く、パケットが不足するようなこともありません。各社切り詰めて価格競争をしてくれるおかげで私たち利用者は安く利用できます。

Wi-Fiを活用する

モバイルルータを契約している方も多いと思いますが、私は断然光回線契約をオススメしています。

なぜなら光回線には使用量制限は当然ありませんし、有線でも利用できるのでパソコンをお持ちであればLANケーブルで安定した回線を利用できます。また、Wi-Fi機能も備わっているので自宅にいる際には使用量を気にせず使い放題になります。

つまりは外での利用が多いのか、自宅での利用が多いのかでこうした回線契約も視野に入れるだけでより安価になる可能性があります。

3人家族を例に挙げてみましょう。親子3人でそれぞれ月8,000円のスマホ代を払うとします。

8,000円(スマホ代)×3台分=24,000円

では、続いて格安SIMに乗り換えて、インターネットを契約したとします。

3,000円(スマホ代)×3台分=9,000円+インターネット費用(6,050円)=15,050円
※参照:フレッツ光

契約には手間は発生しますが、こちらの方が月々のコストを9,000円も下げられるうえに安定して使い放題になるので良いと思いませんか?

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保険料を節約する

保険料を節約する

保険料は家計で負担になることが多い項目です。毎月数万円支払っている方は特に多くの節約ができる場合があります。

見直しをして不要な保険を解約する

保険料はライフステージに応じて変動するものです。例えば20代で入る保険と50代で入る保険では全然違います。また結婚をしている、していないによっても保険の加入内容は異なります。

昔、保険員に紹介してもらった契約のままにしているなどある場合は見直すことを検討した方が良いでしょう。

特にライフステージに変化があった方こそ見直す必要がある大切な項目です。見直しのポイントとしては、「今後必要となる金額」はいくらか?です。

例としてご自身に万一の事態が発生し、残された家族に残す金額を3,000万としたいなら、それ以上の保険金は不要です。保険料が十分で十分な蓄えもあるなら余裕を見て判断することも検討しましょう。

保険会社の見積もり比較をする

保険会社によって同じような保険でも、金額にバラつきがあります。また賄える内容も異なってきますので、今の自分に必要な保険をしっかりと選ぶことが大切です。

結婚していてお子さんもいるなら、お子さんの将来とパートナーのことを考えた「生命保険」や働けなくなった場合の「医療保険」、「所得補償保険」などです。

たまに「収入保障保険」と「所得補償保険」をお間違いになる方もいらっしゃいます。

収入保障はいわば生命保険のようなもので、死亡した場合や高度障害状態になると受け取れます。働けないときに受け取れる保険は「所得補償」なので、お間違いのないようにご注意ください。

自動車費を節約する

自動車費を節約する

自動車関連費用は想像以上に費用がかさむものです。お持ちの方ならお分かりでしょうけど「車両費」「ガソリン代」「メンテナンス費用」「タイヤ代」「自動車税」「任意保険」「自賠責保険」「車検代」「駐車場代」など。自動車関連費は相当です。

そこで少しでも安く自動車費用を抑えるためには以下のことを検討してみてください。

車を買わずにカーシェアやレンタカーを利用する

先にも述べたように車に係る費用は相当なものです。そこで、利用頻度が少ないのであれば、使うときだけ自動車を借りるというのがオススメです。私は車にあまり乗らないため必要に応じてレンタカーを使っています。

あくまでも走行距離や車両にも寄るので参考程度の数値になりますが、150万円の普通車で1日30km乗るとした場合の維持費は以下のようになります。

  • 税金・保険料:年間約16万円
  • 車検代:2年に1回約9万円
  • ガソリン代:年間約9万円
  • 駐車場代:年間約12万円
  • メンテナンス費用:年間約3万円

以上の費用を合計すると、年間約48万円月額約4万円が車の維持費となります。これは毎日乗っている方のデータをベースにしている訳ですが、持っているだけでもガソリン代を除いた金額は発生してしまうのです。それはとてももったいないと思いませんか?

レンタカーの場合、コンパクトカーであれば1日借りても10,000円程度です。メンテナンスも不要で使った分のガソリンを入れて返せば良いのです。また、最悪のケースに陥ってもレンタカー会社が間に入ってくれるので万一の場合でも安心です。

車がないと生活ができない方にはできない選択ですが、これから車を買おうか検討されている方は生活に必要かどうかをよく検討されたうえでお求めになると良いでしょう。

車の維持費を抑える

車の維持費を抑える工夫として4つほどご紹介しましょう。

車種や年式を検討する

車の維持費は、車種や年式によって大きく異なります。軽自動車やコンパクトカーは、大型車や高級車に比べて、自動車税や自動車重量税、ガソリン代などが安く済みます。また、車の年式が古くなると、自動車税や自動車重量税が重課されます。

車の購入や買い替えを検討している場合は、維持費も考慮して車種や年式を選ぶようにしましょう。

いつものガソリンスタンドを変える

ガソリン代は、車の維持費の中でも大きな割合を占めます。ガソリンスタンドは、店舗によって価格が異なるので、複数の店舗を比較して、安いガソリンスタンドを利用しましょう。

また、ガソリンスタンドによっては、会員割引やポイントサービスなどを実施しているところもあるので、利用してみるのもおすすめです。

エコドライブを心がける

エコドライブとは、燃費を向上させるために、加速や減速をなるべく少なくしたり、アイドリングストップをしたりする運転方法です。エコドライブをすることで、ガソリン代だけでなく、CO2の排出量や騒音も減らすことができます。エコドライブの具体的な方法は以下の通りです。

  • 発進するときはアクセルをゆっくりと踏んで、最初の5秒で時速20km程度になるようにします。
  • 減速するときは、早めにアクセルを離して、エンジンブレーキを利用します。
  • アイドリングストップを心がけます。停車時間が10秒以上の場合はエンジンを切ります。
  • 荷物を減らします。不要な荷物を積んでいると重量が増えて燃費が悪化します。
  • タイヤの空気圧を適切に保ちます。タイヤの空気圧が低いと燃費が低下します。

定期的にメンテナンスする

車は定期的なメンテナンスをすることで、故障やトラブルを防ぐことができます。故障やトラブルが発生すると、修理費が高額になってしまいがちです。そのため、定期的なメンテナンスが欠かせません。

オイル交換やタイヤの空気圧チェックなどの簡単なメンテナンスは、自分で行うこともできます。車検や車の点検は、ディーラーや民間の整備工場に依頼しましょう。

節約の効果を最大化するには?

節約の効果を最大化するには?

節約の効果を最大化するには、まず自分の支出を把握することが大切です。家計簿をつけることで、無駄な出費を見つけやすくなります。

家計簿

家計簿については以下の記事で詳しく説明してますので、以下の記事を参考にしてください。

FPに相談する

自分で管理が難しい場合やあまり効果が得られない場合は無料相談を活用してください。

プロの意見を聞くことができるだけでなく、見てもらうことで後ほど報告する必要も生まれます。そのため、プレッシャーが掛かり節約することに対してモチベーションも高めることができます。

さいごに

今回は固定費について書かせていただきましたが、生活費の節約は、家計の安定や将来の資産形成のためにとても重要なことです。今回ご紹介した方法を参考にして、自分に合った節約方法を見つけて、ぜひ実践してみてください。

それでは、また次回の記事でお会いしましょう。
以上、ぴろ君でした。